ある夜のこと。
子どもがようやく寝て、リビングでホッと一息ついていたら、妻が深いため息をついた。
「今日、本当に大変だったの…。朝から機嫌が悪くて、ずーっと泣きっぱなし。ご飯も全然食べないし、お昼寝もしてくれなくて…。こっちが泣きたいくらい…。」
おお、それは大変だったなと思いつつ、つい言ってしまった。
「それ、昼寝の時間がズレてるんじゃない?もうちょっと調整してみたら?」
ピタッ。
妻の表情が、明らかに変わった。
そして、低めの声で一言。
「そういうことじゃないの。」
…やってしまった。
男はアドバイス、女は共感
よくある話だけど、男ってすぐに「解決策」を言いたがる。
「こうすればいいじゃん」「それ、○○すれば解決でしょ?」って。
正直、こっちは「助けてあげよう」と思ってるわけですよ。
でも、妻はそうじゃない。
彼女が求めているのは、アドバイスじゃなくて共感。
「大変だったね」「それはキツいよね」「よく頑張ったね」
たったこれだけで、スッと気持ちが軽くなるのに、男はつい「答え」を出したくなる。
で、結果として「全然わかってくれない」と言われる。

カッコいい夫 vsカッコ悪い夫
カッコ悪い夫:「それって○○したらいいんじゃない?」
カッコいい夫:「うん、それは大変だったね」
これだけで、家庭の平和は守られる。
実は、昔の自分も「アドバイスしたがる夫」だった。
「役に立つことを言わなきゃ」と思っていた。
でも、ある時気づいたんですよ。
“アドバイスより共感が先”
だって、子育ての大変さは、妻の方がずっとわかってる。
試行錯誤しながら、どうにかやってる。
そこに「こうすれば?」なんて言われたら、「それくらいもうやってるよ!」ってなるのは当然だ。
だから今は、妻が話しているとき、こう自分に言い聞かせる。
「答えを出すな。まずは、聞け。」
あなたはどっち?
・妻の話を聞いたら、すぐ「こうすればいい」と言う?
・それとも、「それは大変だったね」と、まず共感する?
どっちがカッコいい夫か、もうわかるよね?



