「野菜を食べなさい!」
何度言っても、うちの子どもたちはなかなか食べようとしません。
まぁ、こっちも毎回同じことを言うのに疲れてしまって、最近はあまり強く言わないようにしていました。
ところが、ある日ちょっとした気まぐれで ニンジンをハート形に切ってみた のです。
「かわいい!」
その瞬間、子どもたちの目がキラキラ輝きました。
そして、驚くことに、いつもは見向きもしないニンジンをパクッと食べたのです。
しかも、「もっと食べたい!」と、おかわりまで要求してきました。
正直、ポカンとしてしまいました。
ニンジンの味が変わったわけではありません。
形が変わっただけで、こんなにも食いつきが違うものなのか、と。
餃子が3倍うまくなる魔法

さらに、もうひとつ面白い発見がありました。
うちの子どもたちは餃子が大好きです。
いつもよく食べるのですが、ある日「一緒に包んでみる?」と誘ってみました。
最初は「むずかしい〜」なんて言っていましたが、やってみると案外楽しかったようで、
「見て!これ、〇〇の作った餃子!」
「これママのより上手かも!」
と、大盛り上がり。
そして夕食の時間になったら…
いつもの 3倍 食べました。
いや、食べ過ぎだからっ!(笑)
「これ、自分で作ったやつ!」と探しながら、
自分で包んだ餃子を嬉しそうにパクパク。
これ、間違いなく「自分で作ったから、おいしく感じる」現象です。
料理の味そのものは変わっていないのに、関わり方が変わるだけで、子どもの反応がまるで違う。
これには驚きました。
たった一工夫で子どもの行動が変わる

この二つの出来事から、ひとつの大事なことに気づきました。
子どもは「ちょっとした工夫」で行動が変わる のです。
- 形を変えただけでニンジンを食べる
- 一緒に作るだけで餃子を3倍食べる
「どうしたら、子どもがやりたくなるか?」を考えるだけで、
口うるさく言わなくても子どもは自然に動くんですね。
これは、何も食事だけの話ではありません。
子育てのあらゆる場面で使える話

たとえば、
1. お片付けをしてほしいとき
「片付けなさい!」と100回言っても動かない子どもには、
「3分間でおもちゃを何個しまえるか競争しよう!」と声をかけるだけで、急にやる気になります。
2. 朝の支度が遅いとき
「早くしなさい!」と怒るより、
「今日の洋服、こっちとこっち、どっちがいい?」と選択肢を作るだけで、意外とスムーズに進みます。
3. 勉強に興味を持たせたいとき
ひらがなを覚えさせるなら、
「ドリルをやりなさい!」と言うより、
「お店屋さんごっこでメニューを書いてみよう!」の方が、楽しく学べます。
「やらせる」より「やりたくなる」工夫を

ついつい親は、
「ちゃんとやってほしい」「頑張らせたい」と思ってしまいます。
でも、実際のところ、子どもは「やりたくなる仕掛け」があれば、驚くほど素直に動いてくれる んですよね。
「〇〇しなさい!」と怒る前に、
「どうしたら〇〇したくなるか?」を考える。
これが、子育てをちょっとラクにするコツかもしれません。

さて、あなたの家庭では?

さて、ここまで読んでくださったあなた。
「うちの子、ぜんぜん言うこと聞かない…」と悩んでいるなら、
まずは小さな工夫を試してみてください。
- 野菜を食べてほしいなら、形や盛り付けを変えてみる
- 片付けをしてほしいなら、ゲーム要素を加えてみる
- 宿題をやってほしいなら、一緒にやる工夫をしてみる
子どもは、大人のちょっとした仕掛けで、驚くほど行動が変わります。
さぁ、今日の育児にどんな小さな工夫を加えてみますか?


